9月某日。毎日同じようにフラスコを振り続ける日々に嫌気が差し、ちょっとした…ほんとにちょっと した旅に出ました。
元荒川静香
元荒川静香
元荒川静香
ってことで、元荒川の上流を目指すことにしました!
家を出て郊外に出ると、周りは田んぼ。
その中を熊谷方面へ向け、自転車を走らせます。
この川はほとんど新幹線の高架の下を流れているので、道はほぼまっすぐに進むことができます。
しばらく走るとこんな標識を発見!!
さきたま緑道!!!
北鴻巣駅からさきたま古墳までの約5キロ。歩道と自転
車道のある緑道が続いています。
ここで、40分の寄り道。
さきたま古墳まで行ってみる事にします。
途中のトンネルには、地元の小学生が書いた絵がありました。
その中でもい一番心に響いてきたのがこれ。
なんかね、子供達に謝りたくなりましたよ。
俺、まだ学生だけど、何にもできない大学生だけど、なんか…子供の夢を壊してるのかなって。だってさ、正直考えて、こんな未来になることなんて考えられないじゃないですか。それが、少なくとも自分の責任もふくまれているんじゃないかなって。
てかさ、幸せってなんなんだろう。平和ってなんなんだろう。夢ってなんなんだろう。なんか、うまく表せないけど、マスメディアに触れる度に思う。
テレビに映る、新聞に書いてある無機的な文字の羅列が、その能力の最大限を使って、世界の非平和を伝える。こうしてキーボードを叩いている今も、地球の裏側ではきっと、スラム街で苦しんでいる子供達が少なからずいる。
幸せとは、豊かさとは諸刃の剣なんじゃないかな。日本ってさ、世界から見ればかなり豊かな国だと思うよ?殺人事件だって、少ない部類なんじゃないかな。でもね、殺人事件で言うんだったら、その内容に目を向けてほしいんだよね。
子供が親を殺したり、親が子供を殺したり、学生が同級生を殺したり………。
そして、それに対してなにもできない無力感に苛まれる俺…。みんながさ、一人でも多くの人がさ、少しでいいから…正しい勇気を持てば少しは変わるのかなって。日本を帰るには次の世代である子供を変えなきゃいけないし、それをするためには俺達大人が少しずつでいいから変わらなきゃいけないのかな。
そんなことを思わせる絵だった。
程なくしてさきたま古墳に到着した。
まず行ったのが、鉄剣で有名な稲荷山古墳。
空に続く階段を登っていく。
そして…
K O H U - N (映画:UDON風味)
さてさて、さきたま古墳を後にし、一路上流へ
そして川は……排水溝みたいになってました(笑)
これで、走行距離約50キロの旅は終わりました。久しぶりの尻への激痛に耐えながら、家路に着きましたとさ。